« 白か黒か | メイン | 男友達の不思議 »

オジサマ・ダンディズム

今日はシノブさんの記事にトラックバックです。

 

記事にちょくちょく書いている私の叔父は、母の弟に当たるのですが、姪の私に服を買ってくれたり、体調を心配してくれたりと、可愛がってくれています。

私がまだ会社勤めだった頃、叔父が仕事関係で近くまで来たので一緒に食事する事になりました。友達も連れてきたら御馳走してくれると言ってくれたので、会社の友達を誘いました。

彼女を誘ったのが、めくるめく世界への第1歩だったのです。

 

電話で叔父が「juncoや友達が食べたい所に行こう」と言うので、お店に詳しい友達に任せる事にしました。

「どこでもいいって。食べたいお店ある?」

彼女は遠慮がちに言いました。

「う~ん。じゃあ、お寿司。」

内心「高いんじゃないのかな」とか心配しつつ、彼女の希望を伝えると、叔父は快諾し、会社のあと待ち合わせる事になりました。

 

待ち合わせ場所に着くと、叔父は1人ではありませんでした。部下の若い男性を1人連れていたのです。彼に駐車場に車を止めてもらってる間、友達と叔父は挨拶を済ませ、世間話が始まりました。

「叔父様、素敵なキャデラックにお乗りなんですね

 

えっ!?あれ、キャデラックだったの?

 

「私もキャデラック好きなんですよ。クリーム色って珍しいですね。」

何だか叔父と友達の話は合う様で良かったけれど、私がわからない…

 

お寿司屋さんに連れられて足を踏み入れた途端、ちょっと軽くフリーズしてしまいました。我が家のパソコンの様に。だって…。

カウンターで、値段を書いた札も見当たらないなんて、

 

お洒落寿司屋さんじゃないですか!!

 

ビビッているのは私だけの様で、他の3人は顔色1つ変えず席に着いたのでした。
「juncoもお友達も何でも好きな物頼み。」

おじちゃんは優しいね。でも…。

 

確実にシーチキン巻きはないよね?

 

何を頼めばいいか唸っていると、友達がまた遠慮をしていました。

「好きな物頼んでもいいんですか?私お寿司は好きなんですけど、好き嫌いがあって…。」

「何でも頼んでええから。」

「それじゃあお言葉に甘えて…。トロとアワビをとりあえず。」とニッコリ。

「トロとアワビが大好きで、青魚とか食べられないんです。」

叔父がコッソリ受けていました(笑)

 

叔父は頼み方もわからない私のために適当に注文し、他に穴子のぶつ切りと海苔を頼んでました。ぶつ切りを小さく切った海苔でクルクル巻き、

「junco、穴子はこれが旨いから食べてみ。」と作ったのをくれました。

 

美味でございました

 

さすがにお腹いっぱい食べた後、会計が気になってきました。

「こんなお店だなんて、おじちゃん思ってなかっただろうな…。高かったらどうしよう

そんな心配をよそに、叔父は「出ようか」と言うと私と友達を連れて外に出ました。どうやら部下の男性が払ってくれているようです。

…普通はそんなシステムなの?

私の疑問はそのままに、友達がまだ時間も早いですし、御馳走して頂いた御礼にと、よく行っているお店に案内してくれました。そこが、

 

スナーック!!!(どどーん)

 

友達がスナックの常連さんというのに驚きました。大学時代、教授らを接待するのに何度か行ったことはありましたが、まさか自分が遊ぶ為に行く事になるとは…。

 

スナックは私達4人で貸し切り状態でした。それまで黒子のように影を潜めていた部下の男性も、良い声で歌い、笑わし、お酒を注ぎに来てくれ、叔父の耳打ちにコクリと頷き、活発に働き始めました。

私も友達も楽しかったんですが、それ以上に楽しんでる人がいました。

 

ママです!!

 

叔父は中条きよしさんにソックリで、歌声も甘い(笑)

叔父が歌う度に「いいわ~」「素敵~」を連発し、その叔父を見つめる表情は恍惚としていました。正直、コワかったです。

 

「ところで叔父様は、本当はお仕事、何されてるんですか?」

叔父は会社を経営してます。ですが、身なりが余りに竹内力風味なので、ちょくちょく誤解を招くのです。…多分。

「ただの会社だけど」「嘘ー!」「いや、ホントに。」

そんな問答が続く中、叔父の携帯が鳴り、知り合いがスナックに合流する事になりました。

 

来たのはコテコテ関西弁のいかにもサラリーマンな中年男性です。

彼は入ってくるなり「こりゃ可愛い子ばっかの店やな!」と言ったので、

「俺の姪っ子と姪っ子の友達やから、いらんこと言うなよ。」と釘を刺したのですが、全く信じる様子も無く友達に向かって、

「またまた!それよか姉ちゃん、ええ乳しとんの~!」と言い放ち、

「頼むから、姪っ子はまだウブやから、変な事言わんといてくれ」と怒られてました

 

絶対会社でセクハラとか言わなさそうな人に見えるのに…。もしかして、

 

スナック・マジー(・∀・)ーック!?

 

その男性に事務の仕事に誘われたのですが、あまりの月給の高さに驚いていると、私の様子に気付いた叔父が「この子は会社勤めしてるから、誘わんといたってくれるか。」とピシャリ。何だか引っ掛かりを覚えたまま帰ることになったその男性と友達を見送りました。

 

叔父が皆の分まで奢ってくれるようです。御馳走様でした

叔父は部下の男性に耳打ちしました。すると部下の男性はママに料金を聞かず、セカンドバックから封筒を取り出し「これで」と一言。

スナックはそういう支払い方のシステムなのかな?

 

「御馳走様でしたー。」と言うと、ママが「また来てくださいね」と笑顔。

店を出ようとすると凄い勢いで駆け寄ってきました。そして叔父を真っ直ぐに見ています。…愛の告白?かと思いきや、全然違う話でした。

 

ママは封筒を握り締めながら「こんなにいただけません!!」と言ったのです。叔父は笑顔で「今日は楽しませてもらったから受け取っとき。」と一言いい、外に出ました。

私はママに「ちょっと待って!これ持って行って!」とYSLのパンストやら何やかんやを両手に持たされ、ママは「またいらしてくださいねーー!」と叔父に向かって叫んでました。

 

きっとちょっと多めに払ったのかな?おじちゃん、ダンディーやなー

 

私は叔父が大好きですが、不思議と言うか謎がいっぱいあるので面白くて楽しいです

 

その数日後、叔父は実家を訪ねたそうです。「juncoとこの前食事したんやけど、何か変わったこと無いか?」と。母が何故そんな事を聞くのか聞くと、叔父は「juncoには言うなよ」と言って、母に話したそうです。

 

「juncoに仕事を誘った俺の知り合い、ホンマもんの○○○やから、連絡とかしてへんか一応気になってな。」

 

めちゃめちゃカタギに見えたのに!!リストラ寸前な感じの人だったのに○○○なの!?…確かにそれをその場で言われたら、ちょっとって言うか、言うなよって約束、破るの早過ぎです!母!!

 

叔父の優しさ、ダンディズム。まだまだ私には謎だらけ…。

ただYSLのパンストは、すごく履き心地が良かったです

コメント

なんか面白い体験してるー(笑)めくるめく世界ですね。スナーク。>「またまた!それよか姉ちゃん、ええ乳しとんの~!」この人のビジュアル、このセリフひとつで「ナニワ金融道」の桑田さんなのですが、実際は違いますかそうですか。ていうかjuncoさん、「お洒落寿司屋」って…(笑)

juncoさん、こんばんは。叔父様、素敵です☆男ットコ前です!僕もそんな男になりたいっす(ToT)ちなみに、ホンマもんの○○○は意外に普通な人が多いです。ニオイは何となく違いますけどね。面白い話ですし、いい経験になりましたよね!

<シノブさんへ>もう、ほんと~に、めくるめく世界でした。恐るべし!スナーク!&(とろけそうな眼差しの)ママ!!(笑)「ええ乳」発言の人は、漫画の桑田さんを少し丸顔にして銀縁の眼鏡かけさせただけですね、そういえば!>ていうかjuncoさん、「お洒落寿司屋」って…(笑)「お洒落寿司屋さん」って間違ってたのかー!∑( ̄□ ̄;)ガフッ!叔父が連れて行ってくれるお店は決まってお洒落なんですが、服は別問題で、「入社祝いにスーツ買うたる」と言って、「これどうや!」と指差す先には、真っ黄色スーツ!!「もっと地味なん」って言ったら次は、真っ白スーツ!!「品のあるのがええのー;」って言ったら、入園児付き添いのママ用スーツを自身ありげな顔で持ってきました!そんな叔父が好きです…(^-^;)

<壱成さんへ>こんばんは♪>僕もそんな男になりたいっす(ToT)本当ですか?そういえば結構男性にも女性にも人気ありますね。小さい頃からうちに嘘をついてはヒャヒャヒャと笑ってまして、私が小学校を卒業するまで、叔父が郷ひろみさんの前座を務めたことがあるって嘘を、信じきってました。く・くやしい~;と言うか恥ずかしい~;>面白い話ですし、いい経験になりましたよね!ええもう、めくるめく世界、堪能しました(笑)ママに好かれる男の人もリサーチできました!どこで役に立つのか謎ですけれどね(笑)

18まで キャデラックはタバコだと思ってましたガクッ ○| ̄|_

<HAJIさんへ>タッキー&翼の翼君の苗字を友達に聞かれ、堂々と、大空! と答えました。だから負けないで。←何に?(笑)

僕もシーチキン巻きが好きです。それしかいえません・・・orz

<おやさいさんばさんへ>回転してこそ、お寿司です。私も、シーチキン巻きとサーモンがあれば、もう幸せです。何だか目頭が熱くなってきました!(つД`)

素敵なおじ様ですね。僕もそういう大人になりたいものです…。格好いいなぁ…。

<tadashiさんへ>tadashiさんからも清き1票が!!(笑)ええ、本当に面白くて素敵な叔父なんですが…竹内力風味なのは何故…たまにラメ入りスーツ持っているのは何故…謎のある所が魅力なのかもですね(笑)

コメントを投稿

Powered by
Movable Type 3.34

Copyright (c) since 2004 junco. All Rights Reserved