涙の成分
随分昔に泣く事に関して記事を書いた覚えがあります。
確か内容は…ええっと…。
なんだっけ?(・∀・)
今日はちょっと暗いけど、ちょっと幸せなお話。
子供の頃はとにかくしょっちゅう母親に怒られてて、怒られる度にまさに胃がひっくり返る思いでした。
怒られた原因は、今思えばそのほとんどが、母親の気分次第で変わっていたことがわかるので、怒られるのを避けるのは無理なことだったんです。
でも。
「あんたが悪い!!!」
と、母親に怒られれば、
「私はなんて失敗をしてしまったんだろう!」
と思い込んでしまうのが、アダルト・チルドレンの思考回路。
怒られている最中は怖くて、涙が止まらなくて、涙を流すと今度は、泣いていること自体を怒られるんです。
「いつまでもメソメソ泣いて。うるさい!」
「そうやって泣いたら済むと思ってるの?」
「泣いてるところをお父さんに見せてどうにかしてもらおうと思ってるん?」
そんなことばかり言われるので、止まらない涙を止めようと、コッソリ舌を噛んで我慢しようとしたり、せめてしゃくりあげる音は出ないように気をつけなきゃとか、頭の中は色んな事がぐるぐる回ってました。
そして、(これも以前書きましたが)母親が怒った時は、何故怒られたのか理由をきちんと母親に言って謝るまで、許しは決して得られません。
しかも当然ながら、理由が正解じゃないと許されないわけです。
ひと時も怒り爆発のスイッチ場所が一定しない母親。
怒りの原因が常に行き当たりばったりなので、正解を導き出すなんてとんでもない難しいことだったんです。
それでも必死で正解を出そうと、怒られる度、許しが出ない度に考え込みました。
やっぱりわかるわけなかったんですけど。(笑)
そして、怒られる度に心から願ったことがありました。
「私が怒られるような失敗をしなければ良かったのに!
私は何て悪いことをしてしまったんだろう!
どうか!
どうか!
私が失敗をする前に時間が戻りますように!
お願いです!
私の寿命が10年縮まっても構わないから、誰か戻してください!
今から目をつぶって開けたら、時間が戻っていますように!!!!」
もちろん願いが叶った事はありませんでした。
それでも怒られて母親に詰め寄られる度に、私は必死で同じ願いを繰返していました。
「このまま怖い時間が続いたら死んでしまう。
それなら寿命が何年縮んでも、時間が少しだけ戻ってくれた方がいい!
時間が戻りますように!!!」
その頃の私の涙は、恐怖と悲しみだけでできていました。
先日、メガネさんの前で泣きました。
子供の頃とは違って、声を出してワンワン泣きました。
鼻水出ました。
…大人になったのに、相変わらず色気ゼロの泣き方です。(笑)
メガネさんと一緒にお出かけできると思っていたら、メガネさんが1日中1人で出かけてしまうと勘違いし、もしかしたらメガネさんが怒っているんじゃないかと思い始め、寂しさと不安で泣き出してしまったんです。
もういい加減大人なんだから我慢しようと思ってたのに、我慢できなくて泣きました。
「どうしたの?」
メガネさんは笑って聞いてくれます。
「(我慢しようとしてるせいで)顔がおかしくなってるよ?(笑)」
黙っていると、ズバリ心の中でゴチャゴチャになっていた気持ちを言い当てて、泣きながら「その通り」の意味で頷きながら泣き続けていると、
「そんな事で泣いてるの?大丈夫だよ?
体が辛そうだから、後で迎えに来るつもりだったんだよ?行ける?」
と、笑いながら頭を撫でてくれました。
不安も寂しさもすぐに引いていって、
「なんでこんなに自分は泣き虫なのか」
と、その後1人で反省してました。(´・ω・`)
メガネさんに甘えたい時や、嫌われたと思った時、メガネさんが怒っていると思った時、不安を上手く伝えられない時、そんな風に泣いてしまいます。
泣くことで気持ちを表現してるのかな~と、今のところ思ってるんですが。
1つ、スゴイ事に気付きました。
メガネさんが怒ってる時って、私はやっぱり
「ひぃぃぃぃ~!!!!((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
ってなるんですけど、子供時代みたいに胃がひっくり返るほど怖いと感じないし、ましてや、
「寿命が縮まってもいいから時間が戻りますように!」
とか思ったことが無いんです。
母親が怒った時、私が流した涙は『恐怖と悲しみ』でできてたけれど、メガネさんが怒る時――と言うより、怒ってるから嫌われるかもしれないと思い込んでしまう時――の私の涙は『恐怖』なんか一滴も含まれてません…。
何と言うか…。
それって幸せな涙だなぁと。
感情のままに流せる涙なんて。
それを怒られたり嫌がられたりしないで受け止めてもらえるなんて。
鼻水垂らしながら泣きじゃくるせいで、毎回思い切り笑われるけど…。(;´Д`)
子供の頃の願いは心からの願いだったけれど、今私はとっても長生きしたいので、願いが叶わなくて本当に良かったと思った、蛙の鳴き声が響く夜。
★今日の幸せになるヒント★ “胃がひっくり返るような思いはもう十二分!”
コメント
幸せな涙。
ジンときました。
私は親には泣くことを責められました。
何も言わず、言えず、こらえる為の涙を許してもらえなかった。
でも今は夫が、決壊した大洪水の涙と鼻水を拭くためのティッシュを
ザザザッと私に手渡してくれます。
背中をさすり、(根拠はないけど) 『大丈夫。』と言ってくれます。
感情のままに流せる涙は、ほんと「幸せな涙」なんですね。
投稿者: ポッポ | 2006年06月21日 04:19
<ポッポさんへ>
>何も言わず、言えず、こらえる為の涙を許してもらえなかった。
そうだったんですか…。
許してもらえなかったなんて!(゚Д゚;)
>でも今は夫が、決壊した大洪水の涙と鼻水を拭くためのティッシュを
>ザザザッと私に手渡してくれます。
素敵な旦那様ですね★
「好きなだけ吐き出していいんだよ」ってことですもんね…。
>感情のままに流せる涙は、ほんと「幸せな涙」なんですね。
そう思うようになりました。
悲しい涙や嬉しい涙、涙も色々あるけれど、まず涙を流せる場所があるのが素晴らしいですよね!!
しかも、怯える涙と縁遠くなるなんて、もっと素晴らしくて幸せなことだったのねー!!
と、日々発見です☆
投稿者: junco | 2006年06月21日 23:34
昔から一人で泣く方が多いくせに、
そこに含まれる要素の大きなものは『恐怖』です。
今でもバファリン並に『恐怖』かもしれません(笑)
でも、限られた人の前で流せる涙は『自然な涙』だと、今更になって気付きました(笑)
安心してポロっとくるのは、
そこには何の『恐怖』も含まれて居ないから。
やっぱり、『心許せる場所』は大切ですねぇー。
投稿者: あこ | 2006年06月22日 02:13
泣きたい時に泣けない事ほど辛くて苦しい事はないから、大事な人の前で思い切り泣ける。しかも、全部受け止めてもらえる・・・・幸せな涙かぁ~・・・・
juncoさん、メガネさんと出会えて良かったねぇ
読んでてジーンとしました。
なんか泣きそう(T_T)
投稿者: yukarinrin | 2006年06月22日 18:04
<あこちゃんへ>
お返事遅くなってごめんよぅ!!!
>でも、限られた人の前で流せる涙は『自然な涙』だと、今更になって気付きました(笑)
そっかー…。
その限られた人がいてくれてよかったね。
『心許せる場所』があってよかったね。
例え友達がとっても沢山の人でも、そういう場所はなかなか無いと思う。
だから、大事にしていけるといいね。
投稿者: junco | 2006年07月23日 23:17
<yukarinrinさんへ>
yukarinrinさん、お返事遅くなってごめんなさい!!!
…1ヶ月も…(;´Д`)
>juncoさん、メガネさんと出会えて良かったねぇ
本当に良かったです!!!!
相変わらずワンワン泣いてるんですけど、
『自分の感情がコントロールできない』か、
『感情が複雑過ぎて表現できない』かのどっちかみたいなんです。
それを受け止めてもらえるのは、本当に心が安らいで、感謝でいっぱいです☆
>読んでてジーンとしました。
yukarinrinさんは、痛みを知ってる方なんですね。
しかも他人の痛みを想像できる方なんですね。
健康になっても、他人の痛みが想像できる人間になりたいです!!
投稿者: junco | 2006年07月23日 23:24