生き様そのもの。遺品整理
お久しぶりです!
ジュニア、私、メガネさんの順に風邪をひいて、
半月ほどひいひい言ってたjuncoです。
日曜日、前々から実家の父と兄に頼まれていた
母の遺品整理に行ってきました。
正直、13年も実家を離れている私が片づけって、
何をどうしろと?なんて思っていたのですが。
父と兄は、母の服やかばんを私にあげるよう頼まれていて、
あとはリサイクルに出すから選んでほしいとのことでした。
まあ正直背丈は一緒でも年齢も趣味も違うから
そんなのもらっても…と思っていたのです。
愛想のいいジュニアにメロメロで、
いつもなら私に余計なことを言う父と兄達、
ただひたすらジュニアを見て笑って抱っこする、
デトックス父&兄ズに豹変…。
母が亡くなった直後みたいにジュニアにすがりつく感じもなく、
変なことを吹き込むでもなく、
ただただ可愛がってるだけの様子を確認して、
こりゃいいわ~と早速取り掛かることに。
…ここから長くなるので、できるだけ要約しようと思います。
私の家庭は余裕があまりありませんでした。
大学も学費は兄が出してくれ、
生活費など大学の費用以外は自分で働いて出しました。
ごく稀に、実家に仕送りもしました。
母は子供の頃とても裕福で、
自宅には住み込みのお手伝いさんが何人かおり、
近所には自分の家の名前の神社があり、
お嬢様暮らしをしていましたが、
高校生の時、会社が倒産。
一転、高校を中退し働き出し、
しばらくして父と出会ったのだとか。
私が子供の頃、母がタンスの中の着物を1枚見せながら、
こう言いました。
「お父さんのせいで生活が苦しかった。
お米も買えなかったから、
泣く泣くおばあちゃんのお着物売ったの。
おじいちゃんの妹達は昔おばあちゃんの物、
たくさん持って行ってしまって、
お母さんには着物1枚しか残ってないのよ。」
そして私が先日見たのは、
クローゼットにこれでもか!と入った、
見覚えのある服と、見覚えのない服。
値札のついたままの高価な服、そして鞄。
また、かつて私が使っていたクローゼットには大きな段ボール。
中には私が20年間見たことのない着物が、大量に入っていました。
ああ。この人の大事なものはこれだったのかと思いました。
二十歳そこそこで亡くした自分の母親の煌びやかな着物を、
大好きだった母親の遺品をどんどん持っていく親族を、
カササギの如く思っていた母。
そして、いつも美しくあるべく努力した母親の姿勢を学び、
自分も美しくあろうと、
少しでも自分の望む自分になるために必要な物は、
高価な化粧品と服、そして形見の着物だったのかもしれません。
収入に全く見合わないそれらを見て、少し呆然としつつ、
私がある時着物が大好きになったことを知って、
やけに大喜びだった母の姿を思い出し、
母からもらった遺書は罵倒しかなかったけれども、
もしかしたら私は、母が望む人生を
―外見に頼らなくても変わらず得られる夫の愛情
―食べるのに困らない環境
―優しい夫の両親
手に入れたことで、本当はとても嬉しくて誇らしくて
安心もしていたんじゃないかと思いながら、
ていうか、こんだけ着物あって着付けできずにいたって
ある意味着物に失礼!( ・∀・)=p ビッ!!
と呆れ気味に父と兄の着物だけ出して、
アンティークになったたとう紙ごと持ってきたのでした。
母の生き様。
外見だけ繕い、自分の心までも自分に対して繕い、
常に誰かに褒めてもらいたいと、
尊敬され称賛されたいと悲劇のヒロインを望んだ母。
私と真逆の人。
きちんとあなたの大事な物、受け取りました。
理解はできないけどね。
★今日の幸せになるヒント★
“母とは今の距離感がちょうどいい…(笑)”
コメント
なんか・・・juncoさん、
良かったですね。
ここまでくるのに色々なことがあったと思いますが、
良かったと思います。
投稿者: nama | 2010年06月15日 08:00