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フラッシュバックって何?
フラッシュバックは「昔の思い出を思い出す」というイメージが多いようですが、全く質が違います。
身に覚えのなかった記憶が、あたかも今実際自分の身に起きているかと錯覚してしまうくらい、前触れもなく突然鮮明に蘇ります。
普通記憶は時間が立てば経つほど色褪せていくものですが、フラッシュバックで蘇る記憶は、色も音も臭いも、その時の感情さえ鮮明に蘇ってきます。
私の初めてのフラッシュバックは、彼がふざけて軽く私のお尻をポンッと叩いたのがきっかけでした。
叩かれたその瞬間、頭の中に大きな津波が襲い掛かってきたように感じました。
その津波の水しぶきの一粒一粒に、見覚えのあるシーンの光景がネガのように詰まっていて、ある粒には叩かれているシーンが、ある粒には飛んでいるガラスの灰皿が、ある粒には誰かの叫び声…。
その膨大な記憶の量の大津波に飲み込まれ、頭がパンクし、今自分が何者なのか、どこにいるのか、わけがわからなくなり、心は昔に虐待された時の「怖い!!!」という感情だけに支配されて、大パニックになりました。
何故記憶が抜け落ちているのか。
不自然な一時期の記憶の抜け落ちは、心の防衛反応です。
つまり、心を無意識下で守らないといけないほど、本人にとっては耐え難い記憶ということです。
よく自分の幼少の頃の記憶が抜け落ちている事を不思議に思い、自分で思い出そうとする人がいますが、無理に思い出そうとするのは、本当に危険なので止めた方がいいと思います。
記憶の事でどうしても気になることがあれば、専門医に相談することをお勧めします。
また、上で書いてあるような激しいフラッシュバック以外に、別の形のフラッシュバックがあります。
昔の辛い記憶を思い出してしまい、パニックにはならなくても、頭にこびりついているような感じが続いたり、その記憶の事以外考えられなくなったり…。
これもフラッシュバックです。
いずれにしても、フラッシュバックは心にとても大きな衝撃や負担を与えます。
フラッシュバックを起こさないようにするのが賢明だと思います。
あなたの中で「理由はわからないけれど何となく苦手、見たくない、聞きたくない」と思うような本や漫画、ドラマや映画などがあれば、もしかすると引き金になる可能性のあるものかもしれません。
そういう物からは距離を置いておくようにしましょう。
フラッシュバックが起きてしまったときの対処法は、次の「フラッシュバックが起きたら。」に書いてありますので参考にしてみてください。
“まずはフラッシュバックのことを良く知っておきましょう♪”
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