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突然、自殺願望に襲われたら。
人は自殺する時、前もって自殺したいと思っている時と、そうでない時があります。
大抵の場合、死ぬ為の色んなことを、頭の中で巡らせて実行に移しますが、突然襲う自殺への衝動は、周りも気付かない上に、本人も記憶が余り残らないくらいような状態のことがあります。
ある、とても疲れきっていた日、彼がいつものように、現実逃避して疲れを取れればと、漫画喫茶へ連れていってくれたことがありました。
その帰り、とても夜景が綺麗でした。
助手席の窓から見える沢山の灯りが飛ぶ様に過ぎて行きます。
記憶が曖昧なのですが、ふと、自分がシートベルトを外して、ドアから出ようとしているのに気付きました。時速何10qなのに。です。
気付いてから、一瞬迷い、シートベルトをかけ直しました。
また、別の日のことです。
自分でもとても不安定になっているのには気付いていましたが、とにかく頭が混乱していました。
私は「朝ゴミ出せないから今から出しておく」と彼に言い残し、ゴミを捨てた後、そのまま足の向くまま歩いていきました。
頭がボンヤリして、ちょうどその頃は考え事が多かったので、これ以上何も考えたくない。楽になりたい。
そんなことだけを思っていました。
気付けば、その前日に死亡事故があった交差点の真ん中に、私は立ち尽くしていました。
「このまま動かずに立っていたら、絶対轢かれる…」
ボンヤリとそう思っていると、携帯が鳴りました。彼でした。
そこで、やっと自分の状況の危うさに気付けました。
彼に心配をかけた事を謝り、そこで亡くなった方にも心の中で謝りました。生きたい方が亡くなったのに、馬鹿な真似をして申し訳なかったです、と。
そのように、突然襲ってくる自殺の衝動はどうすればいいか。
すごく難しいことだと思います。
ただ、もし我に返ることができれば、その瞬間が分かれ目になると思うのです。
日頃から、「自分は絶対治ってみせる!!」「死んでたまるか!!」と思っていればいるほど、我に返った瞬間、生きる方を選べる力があると思うんです。
生きることは大変です。
生きることは辛いことばかりです。
心が疲弊して、いつの間にか死のうとして、記憶も曖昧なまま死んでしまうなんて、あまりにも悲し過ぎます。
そんな悲しい事態を防ぐ為にも、車で言えばブレーキが効かない状態ならサイドブレーキが使えるように、
「生き抜いて今より幸せになってみせる!!!」
と、心に刻んでおいて下さい。
それがきっと、あなたの命を救ってくれます。
あなたの周りの人の心も。
“生き抜いて幸せになろうとする気持ちがあなたを守ります♪”
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