
 |
・はじめに
・うつ病とは
・うつ病の方へ
・家族やパートナー、周りの方へ
うつ病とは
うつ病は「心の風邪」と呼ばれるくらい、誰でもかかる病気です。
風邪と全く違うのは「ちょっと風邪かも。」と気軽に言えない、本当に耐え難い辛さを伴うところです。
人それぞれうつ病の原因は違いますが、
・生活環境のストレスの心因性
・体の病気による身因性
この2つが原因のほとんどです。
ストレスとは日々、誰にでも溜まるものですが、人それぞれ許容量も性格も違うので、同じような環境でもうつ病になりやすい人となりにくい人がいます。自分だけと落ち込むことはありません。
また、遺伝による病気でもありませんから、安心してください。強いて言うならDNAではなく生活環境の遺伝です。
私もこれに当てはまります。
環境はいくらでも変えられますから大丈夫です。
では、なぜストレスが溜まって病気になるのか。
例えば1つのコップがあるとします。そのコップがストレスの許容量と思ってください。水がストレスです。
人によってコップの大きさも形も違います。
うつ病になりかかっている人は、コップの水が今にも溢れそうな状態です。
うつ病にかかった人は、水が溢れてしまっています。
この溢れが、うつ病の症状として、心と体の両方に「ストレスが溢れてるよ!もうこれ以上は無理!」とサインを出すのです。
無理だとせっかく伝えてくれている心と体のサインを無視せずに、ちゃんと治療してあげましょう。
心に出る主な症状は、「憂うつ感」「意欲の低下」「興味の低下」「不安感」です。
症状の中身を知っておくと、余計な不安がなくなるので、うつ病の方は是非、少しずつでもいいので知っておかれることをおススメします。
「憂うつ感」はまさしく憂うつな気分、落ち込み、悲しい気分などになることですです。
午前中にこの気分は特に現れ、夕方くらいから落ち着いてきます。「日内変動」と言いますが、夕方気分が良くなったからといって頑張ってしまうと、また翌朝「憂うつ感」が増してしまうので気をつけましょう。
そういう私も、たまに少し元気だと調子にのって家事を頑張ってしまい、後で勝手に落ち込んでいます…。(笑)
「意欲の低下」はやる気が起きなくなってしまう状態です。
傍目からは怠けている状態に見えてしまいますが、ここで怒ったりしてしまうのはいけません。すでに頑張り過ぎているのです。追い討ちをかけるほど残酷なことはありません。
本人もやりたいことをやれない悔しさを感じているのです。
「興味の低下」は何をしても楽しくない状態です。好きなことも出来なくなってしまいます。
この症状は、辛さがじわじわ来ます。
面白かったり楽しかったはずのものが全く楽しめなくなるのです。
気分転換にと無理にせず、今やりたいことだけやればいいと思います。
「不安感」はとにかく不安な思いに駆られる状態です。根拠のない不安なので、本人的には苦痛です。
自分でわかっていても、不安の迷路に迷い込んで出られなくなってしまいます。
体に出る主な症状は、「睡眠障害」「倦怠感」「肩こり」「頭痛」「食欲がなくなる」「性欲減退」などです。
体の症状でも眠れなかったり、体が辛かったりすると滅入るのは当然です。
薬で症状は軽くなりますから、きちんと合う薬を処方してもらえれば大丈夫ですよ。
この身体症状ばかりに目がいって、心の症状が気付きにくい「仮面うつ病」という病気があります。
体調が悪くて病院に行ってみても、内科などで検査を受けても「異常がない」と言われ続けている方、心のコップが溢れていないか、自分の心と体のサインを見逃さないようにしてください。
前述の通り、原因は人それぞれです。正しい知識と治療のために、専門医にかかることをおススメします。
|
|
|
 |
|
|